令和６年 ９月 ７日（土）福岡市西鉄グランドホテルにて、啓友会福岡県支部総会・講演会・医学部合同懇親会を開催いたしました。
１６時からの総会では、支部長・事務局任期承認や、代議員会報告、啓友会本部より、来賓としてご参加の加納實会長、長尾正利副会長からは、卒業生によるオリンピックでの活躍や大学の現在をお話しいただきました。
１７時からの講演会では、体育スポーツ学部・医学部・看護学部の卒業生約４０名が参加して順天堂大学さくらキャンパスより、女性スポーツ研究センター副所長、ＮＨＫ全国高校駅伝の女子ＴＶ解説者としてもご活躍で福岡県ご出身の鯉川なつえ教授をお迎えして、「女性スポーツの現状と課題」をお話しいただきました。「さくらキャンパス」の新しく建設が進んでいく施設や広大な講義室、ご自身の競技生活の紹介がありました。その後、
＜女性アスリートの現状として＞
・女性のエネルギー不足→無月経→骨密度の低下→疲労骨折につながってしまう現状
・食事に対する意識が十分でない→減量を目指して無理なダイエット
・男女共催のスポーツ大会にもかかわらず、大会ポスターに女性の掲載がない
＜女性アスリートの課題として＞
・バランスの良い定食型の食事と栄養士との連携
・男性中心となっているスポーツ大会やポスター掲示（女性も掲示すべき）
・女性アスリートへの偏見（男子サッカー選手の華麗なドリブル→実は女性選手だったという映像）
などがあげられました。
１８時からの医学部・看護・体スポ合同懇親会は、コロナ禍が第５類の扱いとなって５年ぶりの合同開催となりました。会場の手配、打合せ、その他ご尽力いただきました医学部卒：秋本亮一先生には、この場をお借りし、感謝申し上げます。懇親会では、来賓の加納實会長・長尾正利副会長・鯉川先生を囲み、多くの卒業生同士との懇親を深めることができました。
報告者 平成７年健康卒 小野山 貴浩
